カテゴリ: 兜太の俳句とは

 平成を代表する俳句のひとつに選ばれた、金子兜太の次の句から話を始めたい(「俳句界」二〇一七年十二月号「平成俳句検証」アッケート)。  おおかみに螢が一つ付いていた 一読、鮮明な映像(イメージ)が湧き上がる。絵本の挿絵に出て来そうな取り合わせにも見えるし、 ...

金子先生の主宰する「海程」でも俳句の読みを問う声が出てこの本は生まれました。 ...

著作の中で日常を書きなさい。そうするとたまには芸術的な句が生まれる。そうやって句作をしていました。いかに日常が大切か!! ...

第36回蛇笏賞 金子兜太受賞挨拶受賞のことば 「生生しく、深く」金子兜太 昨秋から今春にかけて、同年の俳人の死が相次いだ。沢木欣一、三橋敏雄(一歳年下だが)、佐藤鬼房、安東次男(詩人というべきか)。昨日(四月十六日)、その安東の葬儀にいってきたばかりである ...

  俳句は人間不在である」あるいは、「現代俳句にいたってようやく人間が所在するようになった」―という言葉をよくきくが、この奇妙な断定が、私には最大の関心事なのである。私は、この「人間」にとりつかれて俳句を作るようになり、戦後は、ムキになって、とりつかれて ...

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